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社会のキズナというのが、人間同士の間の身分的な上下の関係だけというのは、何も中世だけでなく、戦前の日本においても広く一般的に見られたことであって、今日においても普通に見られる現象である。 これは、例えるならば、大企業や公務員の世界がそうである。自分たちが拠って立つシステムを変えてはならないし、システムを変えないということが、この世界の暗黙の前提になっているのである。また、そうすることによって、このシステムが機能し存続してこれたのである。 それは、すなわち、そこで生きる者にとって固定される資本があまりにも巨大だということなのである。それは変えてはならず、変えることができるものでもなく、変えてはならないということが、このような世界の成り立ちの必須の条件になっているからである。 |
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2019-0507-0511