index< 日誌 < z自意識< 24a-21自分にしかないもの4 「理性」p8 |
この世界では、自己意識は特に必要なものでもなければ、どちらかというと、あっても良いという程度ののものである。そんなことよりも関心事は「おカネ」であって、そのための合理的精神でもって、いかに効率よく現実に接するかということが最も大きな関心事なのである。 合理性というのは、外面的な形式と体裁だけなのであって、また、観念的にも、現実的にも画一化・均一化・規格化された、演繹的にカテゴリー化された世界なのである。 言い換えると、訳の分からない、人間の内面的な世界に立ち入るのを拒むのである。まただからこそ、またそうすることによって、このような合理的な精神が経済と社会を大きく前進させて行くことができたのである。 |
戻る。 続く。
index< 日誌 < z自意識< 24a-21自分にしかないもの4 「理性」p8
2019-0507-0511