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2、内面。


この意味で、それは変化するし、変化が求められるし、変化なしには生きて行けない世界なのである。しかし相変わらず自己意識というのが、どこか曖昧でボンヤリしたままなのである。

自分を省みる自意識、自己意識というのが特に求められるのでもなければ、むしろそれは、わずらわしい、業務のジャマになるものでしかないのである。みんなが一致団結して何かをしようとしているときに、障害となるのである。

自分と自分たちの生き方に疑問を投げかけ、足を引っ張るものでしかないのである。何もかもが上手くいっているのに、そうした自分たちにケチをつけるものでしかないのである。

だからまた、個人の内面に立ち入ることも無ければ、それに興味を抱いたり、悩んだりすることもないのである。それは自分にとって必要のない悩みなのである。ただ煩(わずら)わしいだけの災いのタネでしかないのである。

戻る。             続く。

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2019-0507-0511