index< 日誌 < z自意識< 24a-21自分にしかないもの4 「理性」p8 |
要するに、他人を利用して収入と地位を得るのを最上とする、そうした言わば、中身がカラッポの世界なのである。他人を利用するだけなので、結局、自分の中には何も残らないのである。 このようにして、何もないまま会社を離れて定年になった途端、だれからも相手にされないという経過をたどるのである。そしてこれが今日の日本でもっとも多い人間のタイプなのである。 いままで、このような人間が相手にしてもらえていたのは、それが下請けや会社の部下といった、社会的に不利な立場の者を相手にすることが出来たからなのである。 そして自分がこの有利な立場を失った途端、だれからも相手にされなくなっているのである。自分が自分に対して自律するということがなく、子や孫に対する依存、または過干渉となって現れていて、そしてだれからも嫌われるのである。 |
戻る。 履歴へ
index< 日誌 < z自意識< 24a-21自分にしかないもの4 「理性」p8
2019-0507-0511