index< 日誌 z自意識 ag儒教< 24a-23 自分にしかないもの 6 「人権」p6

1、どこか違う者。


私自身、会社にいたときは、よく「和の精神」を持ち出されたが、それは例外なく、弱い立場の者を陥れ辱めて排除し追放するための手段として利用された。会社では上司よりも能力ありそうな部下は困る存在なのである。

あるいはまた、誰か悪者がいてこそ集団がまとまるのである。だれでもよい、悪者が必要なのである。逆らうことが許されない、転職自体が不可能な、そうした社会的に非常に弱い立場の人間がちょうどよいターゲットにされるのである。

障害者、貧困世帯、非差別部落などがそうである。逆らえば会社全体を敵に回すことになる。会社自体が、それを黙認し唆(そそのか)している張本人なのである。もちろん悪気などない。ただ、会社というシステムがそうなのである。

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2019-0507-0511