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1、意識の場面。


マブしいのは、明るいからそうなのであって、それをムリに見ようとするからマブしくなるのである。それは見る必要のないもの、見えるはずのないもの、見てはならないものなのである。それは見えてはならないものなのである。そしてそれを見ようとするからマブしいのである。

自分の肉体の感覚がそれを拒絶しているのである。このような見る必要のないものを、肉体の感覚は、あらかじめ見えないようにしているのである。このような肉体の求めに反して、意志がそれを見ようとするからマブしいのである。

これは、意志と肉体の機能の不一致がその原因である。そこから、このようなマブしいということが起こっているのである。自らの意志に反して、肉体がそれを拒んでいるのである。あるいは、意志の求めに逆らって、肉体がそれに反発している。

このような自己の分裂。精神と肉体の分裂が、意識が生まれ出る根源となっている。あるいは、自分が自分を意識する場面となっている。

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2019-0511-0513