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自分が自分でどうにもならない。逆らうことも避けることも出来ない。それどころか、自分自身の身体が、自分の意志に反してさえも自らを押し通そうとしてくる。 そしてこのような自己分裂の状態が、自分が自分を意識するキッカケになっている。自分の中で自意識が自覚される背景や生地、キャンバスになっているのである。 それはちょうど、何も見えない底なし沼の奥から、得体の知れない何かが浮かび上がってくるような、、そんな模糊としたマダラ模様の世界である。そうした背景の中から現れては消えて行く。そうした何一つ定まることのない世界なのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0511-0513