index< 日誌 p変異 < 24a-28「許せない存在」p8

1、よそ者。


日常という連鎖の流れがどこかで途切れたとき。もしくは、それをもたらした予期せぬ不釣合いな出来事といったもの。そうしたことが、驚きと「ためらい」の表情やポーズとなって現れる。

しかし、こうしたことは、それ自体がまた一つの文化の型なのであって、このような表情やポーズを表わさない者は、それ自体が異質でワケの分からない者、何を考えているのか分からない「よそ者」と見なされる。

意志の表現には様々な表情があるが、そのどれにも当てはまらない場合、つまり、こういう人間は何を考えているのか分からないのである。

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2019-0511-0513