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3、オリジナル。


しかし、公平に考えねばならない。このような表情の乏しい人間は、本人の中で何かを感じているということなのである。そして、そのために時間がかかるということなのである。つまり、自分で何かを感じているのである。どこかで自分の考えを持っている、ということなのである。      

定められた「自分たち」の通常の型のパターンから逸脱しているのである。どこかで自分の感覚と意志というのを持っていて、それを表現するのに時間がかかってしまうのである。

それがオリジナルであるために、他人のコピーで済ますことが出来ずに、それで時間がかかってしまうのである。だから、やはりこの意味でも、まわりの人間とどこか違うのである。それにこの「違う」というのは、相手に対して言いにくいことなのである。

戻る。                続く。

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2019-0511-0513