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だからまた、このような自分の中の潜在的な無意識の世界が、ただそれだけで作用しているのである。この意味でそれは、気ままで自分勝手な夢の世界と同じなのである。 無意識の世界がそれだけで勝手に反応して、勝手に一人歩きをしていて、そして、そうした自分に自分が納得し、自分で自分を確かめようとしているのである。すなわち、「何かがある」と。 だからまた、何かがそこになくてはならないし、あるはずだし、そうでなければならないと思い込んでいるのである。だからまた、それだけでこのように目を細めて仰ぎ見て、考え込むポーズをしているのである。 |
戻る。 続く。
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2019-0513-0516