index< 日誌 v夢の中 < 24a-33 「夢の世界」p6

1、物語り。


夢の中では相手の人間の足元が見えないことがよくある。特に夢から目覚める直前がそうである。足は必要がないということなのだろうか。

興味があるのは、相手の気分や心情といった感情を表わす、顔の表情や姿勢だけであって、それで十分で、それだけで夢の中では十分に気持ちが伝わってくるのである。それ以外のどうでもよい足などは見えなくなっているのである。

つまり、手抜きである。頭の中の情報量を最小限にして、その上で物語りを生み出しているのである。夢の中で必要なのは物語りとそのイメージなのであって、主に情緒的な気まぐれだけなのである。

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2019-0513-0516