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5、精神の世界。


しかしそれが分かるし、それに気づいてもいる。そしてそれが知られてもくるというのは、もともと自分の中にそうした何かがあるからであって、何かを感じる以前に、それを感じることが出来る何かが自分の中にあったからである。

これが自分をして、他人の感覚や感情といったものを交感し、交流し、共有させているのである。そしてこれが自分と他人との間の接点になっているのである。

たとえ肉体が直に触れていなくても、ただ近くに居るだけで、それが感じられてくるという意味でそうなのである。そしてこれが自分と現実との接点であり、そして自分の中の過去と現在の接点になっているのである。

戻る。                続く。

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2019-0513-0516