| それがまた、自分の中のことだけに、どうしても逃げることが出来ずに、これが自分を際限なく恐ろしい状況に追い込んでいるのである。得体が知れないから 自分ではどうにもならず、またこれが自分の中のことだけに逃げることも出来ずに恐れおののいているのである。 そして自分に出来ることは何もないのである。ただなされるままに従うしかないのである。そして本当に恐ろしいのは、このような自分自身に対するものなのでである。それは自分の中の得体の知れないものに対する恐ろしさなのである。 それに自分が食べられてしまいそうになるという、もはやどうにもならないという恐怖からの「おどろき」である。自分に対して自分が恐れおののいているのである。これは驚きというよりも、恐怖の表情である。この表情が写真①である。 |
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写真①
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2019-0513-0516