index< 日誌 av表情 < 24a-39おどろき1「表情筋」p7

4、飽和。


写真と本文は関係ありません。

ここでは緊張する意志の集中といったものがなく、意志の表現としての表情といったものが中から外へ向かって緩み、そして拡がり分散している。すなわち、それ自体で解体し飽和しているのである。

そして眼の焦点が定まらず顔表面のシワとヒダが、全体として満遍なく均等に拡がっている。つまり、ターゲットの照準が定まっていないのである。もはやターゲットそのものが不要なのである。

本来の顔の表情といったものは、両目の中心の眉間に向かって意志と神経が集中して行って、それへ向かって周辺からシワやヒダがカタチ作られて行くのであるが、これが無いのである。拡がり解体し、そして本来の日常に戻ろうとしているのである。

戻る。                続く。


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2019-0513-0516