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2、空気遠近法(かすみ)。


大気の湿度によって遠くが霞(かす)んで見える。このカスミの程度で距離を判定する。「ぼやける」というのとは違う。ぼやけているとき、眼の焦点を合わせるとクッキリと見えてくるが、霞むというのは、いくら焦点を合わせても霞んでぼやけたままである。

たとえば、大陸では乾燥しているため、同じように霞んで見えても、湿度の多い日本とでは、実際の距離が全く違うというのが実情である。

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2019-0516-0519