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近い物体ほど、ぼやける部分とクッキリ見える部分が、ハッキリと現れる。これは眼自体の焦点距離のことなのである。要するに、ピントが合う部分と合わない部分との「ぼやけ」の程度で距離を測っているのである。 ピントが合うクッキリハッキリした感じといったものが、心理的な迫る印象と共に、空間的な距離感とも繋がっている。また、そうした印象を受ける。 また、実際にそうした場合が多く、これが習慣と馴れになっていて、無意識の内に近くにあるという印象を感じるのである。また、物体へのピントを合わせること自体が、それへの関心を示していて、それ自体が、それを近くに感じる原因ともなっている。 |