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2、目印し。


しかし、もう一つ大事な理由があって、それは相手から自分を目立たなくしたり、気づき難くするという事情がある。そうやって無益な対立を避けようとするのである。

つまり、人間や動物にとって見れば、顔正面や目といったものは気になるもので、注目し用心しなければならないものだからである。このような理由から、何かにおびえて恐怖するときは、なるべく身体を小さくし、特に顔を隠して、周りから目立たないようにするのである。

顔や目といったものは生き物の「印し」みたいなもので、用心すべきなのは人間やオバケやケモノといった、何らかの意志を持った生き物がそうなのである。だから争いを避けるために、目印しなるような目をなるだけ隠すのである。

だから、相手に対して怯えたり恐れたりするときは、なるべく身体を小さくし顔を隠し、特に目と目が合わないような、そうした姿勢を取るのである。

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2019-0516-0519