index< 日誌 av表情< 24a-51「続、毛細血管」p7

5、赤面と蒼白。


すなわち、身体内部の動脈の混乱した、不規則で暴発的な血流の流れと、その圧力が、身体表面の毛細血管への血液の過剰な供給と、その滞留となって現れているのである。そして、これが赤面、紅潮、あるいは血管が怒張し青筋が立つ、血走って激高する表情となって表れているのである。

あるいはまた、それと同時に、「静脈」の弛緩が、身体表面の毛細血管を停滞させ、滞留させると共に、身体表面に赤面や紅潮をもたらしている。あるいは反対に、「静脈の収縮」が毛細血管から血の気を失せさせて、顔面蒼白になる場合もある。

静脈の収縮は、静脈管内の圧力を増すと共に、それに向かって周りの毛細血管の血液を引き寄せる。毛細血管に滞留していた血液が静脈を通して回収されて行く。同時に、身体表面から血の気が失せて「蒼白」になって行く。

あるいはまた、自己の呆然自失した状態が静脈を緩め拡げると共に、瞬間的に血の気を失せさせて蒼白になり、貧血を起こしたりもする。

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2019-0519-0523