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4、不安定。


しかし、こうしたびっくりした状態が停止し、瞬間的に持続した場合、ためらい戸惑うといった少し余裕のある状態へと移行する。呼吸などといったもの、そして身体の働きといったものも意識されてくるし、また、それを自分で意識的に整えようともする。

しかし、心臓や血流の動きといったものは、自分の意識ではほとんどどうにもならず、また、意識して調整出来るものでもない。これは自律神経の不随意運動なのである。

このような血流と呼吸の不安定な状態。そして身体表面のためらいと戸惑いといった、そうした自分でもどうにもならず、どうしたら良いのかも分からない、そうした状態なのである。そして、こうしたことが顔表面の赤面や、あるいは蒼白な顔色となって表れているのである。

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2019-0519-0523