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1、傾向。


それはちょうど種が種として、その生存の様式と肉体のカタチを子孫が受け継いできたように、個人が個人として、個人のクセや傾向の特質といったものを、その生理と反射作用のパターンとして、子孫が受け継いでいるのと同じことなのである。

これは必然なのであって、親と子の環境の条件が同じであるならば、そうした経過をたどるのは仕方のないことなのである。また、そうやって生存のためのシツケと適応がなされて来たのである。

従ってまた、それは個人のクセと傾向の域を出るものではなく、この意味では、それは遺伝とは別のものなのである。それは、あくまでも個人の生理上のクセや傾向の問題なのである。

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2019-0519-0523