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身体とは、数万数億年に渡る肉体の記憶が、種として受け継がれ、そうして現在の物体としてのカタチに固まったものなのである。骨格や肉体のカタチ、そしてその下で営まれる生理と神経の営みがそうなのである。 このような肉体の営みとその習性や機能といったものは、肉体そのもが持っている生理や神経の作用のパターンといったものが、肉体自身の記憶として受け継がれてきたものなのである。 そしてそれが現実の生存の仕方として現実化したものなのである。そして、こうしたことが私たち人間を無意識の世界でとらえて放さず、絶対的な強制力として働いているのである。 まるで、それしか出来ないようにである。私たち人間が、もともと、そのようにしか成れないように出来ている、ということなのである。 |