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しかしまた、このような外面的な現実の変化の中にこそ、自分の内面が見えてくるのである。自己の内的な自律性も見えてくるし、知られてもくるし、理解もされるのである。 そうした環境の変化の中で自分を確かめ、意識し、自覚しようとしているのである。そしてこれが、変わることなく繰り返される日常の世界であって、そうした中で人間は自分を見ていて、自分を確かめ、そして認めているのである。 人間にして見れば、これ以外に自分を確かめる方法がないのである。現実の世界にあって、自分を確かめることが出来るものとしては、これ以外に何もないのである。 |