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そしてこれが他人と区別される自己なのであり、自分が自分であり続ける確かな証明になっているのである。つまり、こうしたことが自分の中にあって、これが偽らざる自己の日常となっているのである。無意識の内に繰り返される、自己の日常の世界を生み出しているのである。 そして、ここから自分というのが意識されて来たのである。だからこれは、どうしても自分から切り離せないものなのである。変わることなく繰り返される日常の世界というのは、このような無意識の、自分自身の情緒の世界を映し出しているのである。 それは自分自身のタマシイの世界でもあって、自分自身の歴史的な生い立ちの世界を見ているのである。 |
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