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8、緊張。


顔の中心部、両目と両眉の間に最も深いシワを作り、それを中心にして、ここから周りに向かって拡がって行く。シワに現れる生理の神経と筋肉の緊張が、中心から外に向かって拡がっている。

あるいは同じことだが、むしろこのような顔の周りの周辺部から中心に向かって、筋肉やシワの緊張が起伏となって集中してゆく。緊張が、その生理と神経の営みとなって、顔面中央に向かって統制されている。 

そしてここには強い意志的な自覚といったものが感じられる。それが表情となって現れているのである。またそれが、苦痛や苦悩、怒りや憎しみといった激高する感情の顔表面の特徴となっている。

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2019-0601-0609