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9、赤面。


しかし、このような上気し興奮した場合の赤面と区別されるのが、いわゆる、恥ずかしさによる「赤面」である。このような場合は、肺の突発的な収縮やその緊張といったものは無い。また、ノドが詰まり、呼吸困難になるといったこともない。

この恥ずかしさによる赤面という状況は、生理的原因というよりも、むしろ心理的な原因が作り出した「赤面」である。自分が恥ずかしく思われているのではないかという、思い過ごしが作り出した顔の表情である。

従って、この場合は顔面のひきつけも起こらないし、涙も出ない。そもそも、顔が赤くなる肺の圧迫もなければ、ノドのけいれんや息が詰まるといったこともないのである。つまり顔が赤くなる物理的生理的原因そのものが無いのである。またその結果としての、顔の「ひきつけ」も涙もない。

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2019-0601-0609