index< 日誌 <av表情< 24a-77 「毛細血管」p5 |
だからまた肉体自身は、何かを為さんとしてスタンバイし、血流や筋肉組織、それに神経なども動作直前でありながらも、何も為し得ず、ただ手をこまねいている状態である。 こうしたことが要するに、毛細血管の周りで血流が停止し溜まり、顔面の表情や身体の姿勢といったものが、未知の突発的な変動に対応できるように、言わば、半ばリラックスしている状態である。 緊張していた身体が、一瞬その緊張をスタンバイしたままで停止した状態である。つまり、どうするかという意志がハッキリせず、神経が集中もされず、筋肉や姿勢もどっちつかずの開いたままの状態で、ゆるみ、拡がり、たるんだ状態である。 |