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2、身体的変化。


数十数百年に及ぶ生活環境の変化といったものが、生物自身の肉体内部の生理のリズムを変え、その機能の仕方に変化をもたらしたのである。さらに、数千数万年に及ぶ、このような繰り返しといったものが、生物自身の身体内部の諸組織・諸器官の物理的形状そのものを変えて行ったのである。

しかし、より本質的で重要なことは、種というのが、全体としての生態系のバランスの中で生きている以上、自然選択の影響を受けざるを得ないということである。

そして、そうした変化こそが自分自身を証明する唯一の現実になっているということである。この変化自体が自己の自律性に基づいているからである。また、そうした方向へと環境と生態系全体が導いているのである。そうでない者は現実から消えて行くという意味でそうなのである。

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2019-0601-0609