index< 日誌 j生理的情緒< 24a-79 くり返し 13 「時間」p7

5、変化。


すなわち、これが意識なのである。時間も空間も人間の概念の世界であって、同じものを見ているのである。ただ異なる概念を通して見ているのである。そしてそれが、自分の中で意識されているのである。

しかし、それはそれでまた、より切実で実際的な現実というのを私たちに自覚させる。つまり、自分が生きている現実の生活のパターンと、その感じ方や考え方に至るまで、そうしたことのすべてがそうして意識されているのである。

それは、このような時間的・空間的「変化」通して、私たちに意識されているのである。それはまた、自分自身の感覚の世界でもあって、それを私たちは「自意識」と言っているのである。そしてそれは、このような時間的・空間的な変化のないところでは、意識のしようのないものなのである。

戻る。                続く。


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2019-0601-0609