| index＜ 日誌 ＜j生理的情緒＜ 24a-79 くり返し 13 「時間」p7 |
| しかしまた、これが私たち自身の限界になっているのである。それは、自己と他者を区別し識別する境界線なのである。 別の言い方をすれば、人間は、このような自己の境界線の中でしか、ものごとを理解できないということである。その中でしか、何かを感じることも知ることも、空想したり考えたりすることが出来ない、ということなのである。 なぜなら、これが自己の自律性だからである。そして、これこそが自己の存在の必然性なのである。自己の固有の個性であり特性でありオリジナルなのである。そして、このような自己の自律性を離れたところに、自己は存在しないのである。 |