index< 日誌 <j生理的情緒< 24a-81 くり返し 15 「生理」 |
そして、それはまた、不必要であるどころか有害なのであって、排除されるべき存在なのである。それは、ここに居るはずのない、居てはならない存在なのである。そうであるにも関わらず、それが生きているということ自体が、現実の世界に対する反逆なのであり、これを否定しようとする者なのである。 そして、このような立場から世界を見ると、学者やケイサツやマスコミはすべてウソを言っていることになる。偽りの善意とでっち上げとウソ八百の世界だということである。 もちろん、こういうことを言っている人間は、排除される側の人間のことなのである。排除される立場から世界を見ているのである。また、そういう立場であるがゆえに、現実がそのように見えてくるのである。 自分と現実との係りといったものが、どうしても、そのようになってしまうのである。自分が生きている現実といったものが、このような関係の中で作り出されている人間なのである。 |