index< 日誌 < au錯覚< 24a-85 「幻想の世界」p12 |
人間は、自分という限られた世界の中でしか現実を知ることが出来ない。そしてこれが自分にとっての現実なのである。現実とは、自分自身の肉体のことであり、そしてこれが持つ世界との係りのことなのである。 そして、それは自分の中で二重に現れる。一つは、自分と外の現実との関係として。もう一つは、そうしたことが自分の中で、自分を意識させるキッカケとなっていて、そしてそうした自分を自分が意識する関係として現れる。言い換えると、@ 外との関係。A 内なる自分との関係として現れる。 |