index< 日誌 < av表情< 24a-93「クチ元の表情」p3 |
鼻からクチの端にかけて半円状に深い谷のようにシワを作る。鼻根筋でも笑筋によるシワでもなく、この大頬骨筋による鼻唇溝がもっとも特徴的で目立っている。 情緒的には怒りでも笑いでもなく、むしろそのどちらをも含んだような感じとなる。むしろ、この場合には目が最も決定的な意味を持つ。鼻唇溝そのものというよりも、目付きが情緒と感情を決定していて、そしてそれを表現している。 もちろん、笑筋による「ほほ笑み」の表情にしろ、鼻根筋による怒りに表情にしても、眼が最も意味を持ち、そして決定的な表情を表している。 しかし、大頬骨筋による鼻唇溝だけが最も目立つ場合、それだけ見ても、果たして何も想像することが出来ないのである。この場合には、目を見て始めて、おおよその感情といったものが理解できるのである。 |