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3、大頬骨筋(だいきょうこつきん)


鼻からクチの端にかけて半円状に深い谷のようにシワを作る。鼻根筋でも笑筋によるシワでもなく、この大頬骨筋による鼻唇溝がもっとも特徴的で目立っている。

情緒的には怒りでも笑いでもなく、むしろそのどちらをも含んだような感じとなる。むしろ、この場合には目が最も決定的な意味を持つ。鼻唇溝そのものというよりも、目付きが情緒と感情を決定していて、そしてそれを表現している。

もちろん、笑筋による「ほほ笑み」の表情にしろ、鼻根筋による怒りに表情にしても、眼が最も意味を持ち、そして決定的な表情を表している。

しかし、大頬骨筋による鼻唇溝だけが最も目立つ場合、それだけ見ても、果たして何も想像することが出来ないのである。この場合には、目を見て始めて、おおよその感情といったものが理解できるのである。



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* 大頬骨筋が引っ張る方向と交差する方向に強いシワが出来る。
シワは筋肉と直角方向に出来る。


         





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2019-0618-0624