index< 日誌 <av表情< 24a-96 「肯定の表情」p5 |
顔を縦(タテ)に振る。これは普通には承諾と肯定、了解と納得などの意志表示に用いられるポーズと動作のことである。それは予期せぬことがあって、息を呑み、唾液を喉から呑み込み、そして気分を新たにして落ち着かせ、納得し自分を確かめようとしているのである。 また、アゴを引き息を呑むことによって意識を集中させようとしている。つまり、目の前の予期せぬ事態を認めているのである。だから、こうしたときは、たいてい同時にクチを咬み神経を集中させて、そして目を見張る。 このようにして目の前の出来事に注目している。そして、そうした自分を相手に見せて、それを相手への自分の意志表示の手段にしている。自分は何か目の前の出来事に注目もしているし、それを知ってもいるし、そしてまた、認めてもいるということを表明しているのである。 |