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5、生存の形式。


もしも変化がないとすれば、それは衰退し解体消滅して行く。そしてまた勃興し、そうした生成と消滅を半永久的に繰り返すということである。すなわち、その文明の物的基礎としての環境に変化がない限り、何度消滅してもまた、同じことが繰り返され続けるということである。そうにしか成らないということである。

そしてまた、それは同時に、物的基礎としての環境が破壊されるか根本的な変化に遭遇すると、二度と勃興しないということである。それは生きて行くための、人間の生活様式というのが、そのようにしか成らないという意味でそうなのである。

戻る。                続く。

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2018-0630-0707