index< 日誌 <s設定< 24b-01「文明の条件」p8 |
もしも変化がないとすれば、それは衰退し解体消滅して行く。そしてまた勃興し、そうした生成と消滅を半永久的に繰り返すということである。すなわち、その文明の物的基礎としての環境に変化がない限り、何度消滅してもまた、同じことが繰り返され続けるということである。そうにしか成らないということである。 そしてまた、それは同時に、物的基礎としての環境が破壊されるか根本的な変化に遭遇すると、二度と勃興しないということである。それは生きて行くための、人間の生活様式というのが、そのようにしか成らないという意味でそうなのである。 |