index< 日誌 <av表情< 24b-04「筋肉の事情」p7 |
人間を含めた動物の筋肉の動きといったものは一方的である。チカラが入るのは収縮する方向だけである。反対方向の弛緩も膨張もチカラが入らず、ただ収縮する方向にのみチカラが入るのである。これは、筋肉組織の構造上、仕方のないことである。 従って、例えば手足を動かすといった場合、収縮と膨張、前進と後退のそれぞれのに方向に別々の筋肉が必要になる。要は、筋肉は集中と収縮だけにチカラが作用するのである。従って、その方向は一方向でしかないのである。 そしてまた、それを元に戻したり、反対方向へ動かしたりするためには、それとは別の反対方向の筋肉が必要になるということである。すなわち、それはセットで機能しているのである。これは例えば、外転筋と内転筋、挙筋と下制筋がセットで成り立っていることからも理解できる。 |