index< 日誌 <p変異< 24b-08「他人」p5 |
生存のために獲得され、そしてそれが日常化される習性や習慣といったものが、それ特有の、それによって方向づけられ条件付けられた感覚や感性を生み出している。 そして、その部分だけが強く導き出され、そしてまた、そうした感情と情緒を表出することを強く要求する。身体の動きや何らかの行為、そしてその肉体表面のポーズと表情を求める。 情緒といったものが、このような自分の中の様々な感覚の統合されたアンサンブルの、そのリズムと抑揚として感じられてくる。そしてまた同時に、それを見える現実のカタチとして、自らの行為と意志の表明として表さねばならない。 |