index< 日誌 p変異< 24b-09「交感」p7

1、自分の中。


このような自分自分の肉体の中にある感じ方の移ろいといったもの。そのリズムと抑揚が情緒なのである。しかし実は、これだけではない。もっと大事なことは自己と他者との関係性である。

自分の身体内部の生理や情緒の動きといったものは、自分で自分の中を見つめていて、それを感じて覗き込んでいるのである。それは主観でも客観でもなく、それ以前の、それとは別の次元の感覚の情緒の世界なのである。

だからまた、それだけでは善にも悪にもならず、なりようもなく、それを望むのかどうか、いったい何を求め信じようとしているのか、・・・などと言ったこととは関係のない世界なのである。それを認めることも、確かめることも出来ない世界なのである。

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2018-0630-0707