index< 日誌 <p変異< 24b-09「交感」p7 |
そうやって他人を理解もするし、また、そうした自分というのを感じもするし自覚もされているのである。人間には、それ以外の感じ方というのを持たないのである。 そしてまた、それが自覚され理解もされる以上、そうした表情や仕草のポーズだけで、相手や他のすべての人間に対してコミュニケーションする。それが出来るし、それが分かるし、それだけで交流が成り立ってもいる。 そしてそれ以上に、それ以前に、それ自体が自分で自分に納得し、自分を証明し、自分を表現し、自分が自分であることを自覚する。そうした現実の場面になっているのである。また、そうやって自分の存在を確かめているのである。 |