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要約すると、おカネと時間のある人間だけが法律に係わることが出来るし、そしてその土俵の上に立って、始めて法律が公平に接してくれるということである。 今日の晩ゴハン代を稼ぐために血眼(ちまなこ)になっている、日雇いのアルバイトにして見れば、そんなことは限りなく不可能に近い話しなのである。 殴られようが、盗まれようが、袋だたきの半殺しになっても、そんなこと関係がないのである。おカネがないのである。おカネがない以上どうにもならないのであるる。 今日のゴハン代を何がなんでも稼がなきゃならないのである。自分はどうなっても仕方がないけれども、妻子は誰も助けてくれない。ダンナたる自分しか守ってくれる人間がいないのである。 |