index< 日誌 < ai原理 < 24b-100上下の関係・ 「偽善」p5 |
だからまた、誰もこの偽善に気づくことも、知ることも、理解することもなく、その必要もないのである。むしろもっと正確に言うと、そうした現実を知っては困る世界を生きているのである。 そうした最底辺の、そのまた下の「ド底辺」の人間を「踏み台」にして生きている人間たちだからである。そして、このようにして、この世界が成り立っているのである。従ってまた、そうした自分の現実に気づくことが無いということなのである。 それに「気づく」ということ自体が、自分の存在に限りない疑惑を抱くことになるからである。自分を信用できなくなるからである。だから、従ってまた、「法律は誰に対しても平等である」などという、偽善のスローガンがどうしても必要なのである。 |