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2、変化。


すなわち、習性やクセ、好みや傾向といった個人的な差異は、それが潜在的な可能性として様々なものがあるけれども、そのうちのわずかな一部分だけが現実の条件の中からでてくるのである。

現実化する自己の可能性というのは、非常に限られているのである。そしてこの非常にわずかな差異といったものが、現実という客観的な条件の中で大きく作用し始めるのである。

そしてこれが生存のための決定的な要因になる、ということである。そして、これを私たちは「変異」と言っているのである。

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2018-0707-0710