index< 日誌 <aj情緒< 24b-12「情緒の自己了解」p5 |
情緒は気分や雰囲気といった生理的で感覚的なものであって、情緒自体に何か理由や原因がある訳ではない。だからまた、現実との接点も曖昧で、情緒の対象といったものも定まることがないのである。 しかしまた、情緒自身が持つ気分の抑揚や沈鬱といったものはコントロールされねばならず、そうして自分というのが、いつもの通常の日常に戻らねばならないのである。 しかし、このような情緒の移り変わりの原因や理由といったものが分からない以上、それは現実のどこかで見つけ出さねばならないのである。そうする以外に、自分がいつもの自分に戻る方法がないのである。 |