index< 日誌 p変異< 24b-14「あり得ない者」p9

9、ルネサンス。


すなわち、これが競争なのである。学校教育がそうであり、家庭におけるシツケがそうであり、企業のケイレツがそうであり、そしてまた社会全体のシステムがそうなのである。そうやって世の中の全体が成り立っているのである。

これは、自分たちの無意識の宗教なのであって、これに基づいて常識や正義、道徳が成り立っていて、そしてその上に、これに基づいて法律や社会システム、そして政治体制といったものが成り立っているのである。

従ってまた、その根源にある常識や道徳といったものが変われば、社会のシステムも政治体制も変わらざるを得なくなる。そうした時代の転換期を生きている。かつての15世紀のルネッサンスがそうであり、そして今日の日本の状況がそうなのである。

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2018-0707-0710