index< 日誌 <p変異< 24b-14「あり得ない者」p9 |
権勢ある者に媚びて迎合し、自分の考えを持たず、そそのかされて動くだけが取柄の人間ばかりが優遇される。この世界で求められる理想的な人間像というのは、こういうタイプの人間なのである。 そして、それが正しいことかどうかというのは、本人にして見れば全く預かり知らないことなのである。上の者が言っていることだから、それが絶対に正しいことだと信じている。また、そう思い込むことだけが、自分にとっての利益に繋がっているのである。だからまた、それだけが自分にとっての真実であり、正義でなのである。 |