index< 日誌 <p変異< 24b-14「あり得ない者」p9 |
差別されたくなければ、自分が差別する側に立たねばならないのである。そしてこれが、この集団の仕組みなのであり、原理であり、システムなのである。私たちは、そうした世界を生きている。そして、この文明の中で生きようとする限り、そしてまた、この文明の外で生きて行けない以上、そうせざるを得ないのである。 そして、その中で上手く立ち回れる者とは、要するに、まわりに迎合し上下の人間関係を何よりも大事にするのが要領なのであって、そしてこれが自分の地位と名誉の源泉になっているのである。 |