| index＜ 日誌 ＜av表情＜ 24b-15「肉体の反射」p8 |
| 自分もそれで納得がいくし、相手にもそれが伝わってくる。共に同じことを感じている。この「同じ」というのが、種としての同一性なのであり、その内的システムと情緒と感覚が同じだという意味なのである。 そして交わり、伝わり、共に感じ合っている。なぜなら、自分も相手も、そしてたいていの人間が、同じ種としての同一の情緒の下で生きているからである。そして、このような同一の情緒の下では、同じような仕草や動作、表情となってしまうからである。 そしてそれが、いつしか遅かれ早かれ、一つの意識された目的を持つ意図的なコミュニケーションの手段として利用される。 |