index< 日誌 av表情< 24b-15「肉体の反射」p8

4、反対の動作。


することが何もないので、行き場を失くした筋肉が、それも何の関係もない無意味で差支えのない動作を繰り返し始める。これは、言わば興奮する身体の否定であるが、この解除された否定の動作が、まったく関係のない他の様々な場面で、反対の意志のポーズとして定着してくる。

そしてこれに伴う肉体の感覚や情緒といったものが、それだけでその理由から切断されて、それだけで緊張や興奮の否定としてだけの意味を表明し始める。つまり、印象が強調されて象徴となったのである。

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2018-0707-0710