index< 日誌 av表情< 24b-16「反対の動作」p7

7、象徴。


〜以上、見るように、互いに反対方向に作用する二つで一セットの筋肉の動きは、――外転・内転筋、挙筋・下制筋などがそうなのであるが――、それ自体で感情的にも情緒的にもなるし、反対方向にも作用することが見られるのである。すなわち、象徴化し印象と化しているのである。

つまり、当初何らかの事情で、それが意思の肯定とその行使だった動作が、これを否定し拒絶する場合には、その反対の動作のポーズとして表明されているのである。ポーズ自体が意志表示の手段となっているのである。すなわち、手段がそれ自体で自己目的化しているのである。

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2018-0707-0710