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2、サイン。

そうであるにも関わらず、それへと導かれ、いざなわれ、引きずり込まれて行く。まるで避けることも逃げることも出来ない、自分が生まれる前からの約束でもあったかのように。それは必然であり、宿命とでもいったものなのである。

あるいはまた、初めからそのように定められていた暗黙の了解事項なのである。そして、そうしたことを暗示や象徴などといって、現実のささいなどうでもよい仕草や風景、あるいは出来事の中に、何かしらのサインやそのスイッチとして感じられて来るのである。

そうしたことが、自分でも正体不明のワケの分からない心情や衝動となって、自分に迫り、襲いかかってくるのである。

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2018-0710-0715