| index＜ 日誌 ＜ p変異 ＜ 24b-20文明のバランス④ 「うつる」p2 |
| それはまた、それを自分の中で映し出しているというのは、そうした自分自身の感覚が、それを求めたからに他ならない。だからまたこれが、「外の世界が自分の中で反射して映し出されている」ということなのである。 そうした自分自身の中の必要なしに、外の世界というのが自分に関わってくることがないのである。感覚自体がそれを拒絶するか無視する。そしてそれが無視できるのは、それが自分とは関わりがないからなのである。 また、そもそもそうした不必要な感覚自体が人間には無い、ということなのである。そしてまた、そうした自分と関わりのないものを、人間は知りようがないのである。 |